TOKYO
HUMAN RESOURCES FUND
FOR CITY DIPLOMACY
留学生インタビュー
東京都立大学(旧首都大学東京)には都市外交人材育成基金を活用して様々な国・地域から多くの学生がやってきます。
このページでは都市外交人材育成基金(旧アジア人材育成基金含む)を活用して入学、修了した方々の一部についてご紹介いたします。
ハン バン クオンさん
- 氏名:
- ハン バン クオン
(2017年 理工学研究科 機械工学修了) - 出身地・出身国:
- ブンタウ・ベトナム
2016年3月記載原稿
研究について
- Interview
研究テーマを簡単に説明して下さい。
私の研究は、微小領域の熱物質移動の理解と、それらの機械、化学、医用工学など様々な分野への応用に焦点を当てています。その目的を達成するため、試料の前処理なしに温度と濃度を測定できる近赤外イメージング法の開発に取り組んでいます。
- Interview
首都大学東京での勉強を通じて何を達成したいですか。
素晴らしい先生、楽しい仲間や親切なスタッフに恵まれ、首都大学東京の大学院生になることができ、とてもラッキーでした。修士課程コースにて優秀な成績を修め、質の高い論文を完成させたいです。そして日常生活において必要となる日本語能力を十分備え、博士課程で必要となる学術的な日本語を身につけ、日本文化を深く理解したいと思っています。
- Interview
首都大学東京を研究拠点として選んだ主な理由は何ですか。
子どもの頃、日本で暮らし勉強することが自分の夢のひとつでした。友人からの薦めもあり首都大学東京を知り、そのユニークな公立大学に驚きました。そして、間違いなくこれが自分の知識やキャリアの可能性を高めることのできる大学だと思いました。
日本での生活について
- Interview
これまでのところ、東京での生活はいかがですか?
当初、日本での生活に戸惑うことがたくさんありましたが、首都大学東京の職員、先生方、チューター、友人などのサポートのおかげで今では全てのことがうまくいっています。また、この冬、生まれて初めて雪を見ました。今は桜の下で写真を撮るのを楽しみにしています。
- Interview
東京に来てから文化や習慣の違いによる驚きや、問題などに直面しましたか?
日本人の勤勉かつ慎重で几帳面な働き方に大変驚いています。日本は世界でも有名なハイテク国家のひとつなので、様々なテクノロジーが生活や教育、交通などに活かされていると感じています。
将来について
- Interview
将来、東京と母国の間でどのような役割を担いたいですか。
日本で生活し学ぶことによって私は日越間の教育や産業分野を連携させることをしたいと思います。ベトナムの人々やマーケットを日本に紹介し、自分の知識をベトナムで活かしたいです。そして、更に日本で勉学を続け、働くことによって、日越関係の強化に全力を尽くしたいと思います。